inada_haruaki’s blog

愛媛出身21歳大学生が綴る挑戦とつぶやきのブログ。

家庭教師を辞めた話

 前回の記事で、家庭教師だった頃のことを書きましたね。今回はその家庭教師という仕事から離れた経緯を書いていきます。

 単純に言うと運が悪かったからです。大学受験は基本的に2月ですべて終わるため、受験生の生徒さんは2月までの契約という場合が多くあります。今年も例外ではなく、2月末には生徒さんが全員卒業していきました。大抵はすぐに新しい生徒さんと契約を結び、早ければ3月から新たに教え始めるのですが、今年の春は仕事を休もうと思って3月中は新規の契約はしなかったのです。もちろん、4月からは再開する予定でした。

 ところが、4月頭からゴールデンウィークまで病気で入院しちゃったんですね。コロナではないんですが、高熱が続きましてなかなか退院できませんでした。退院した後も完全復活まで時間がかかりましてね。仕事をするより寝たほうがいいという日が続きまして、そのまま夏休みに突入したわけでございます。そのままずるずるとやる気をなくしたまま過ごしまして、完全に復活した今もやっていないというわけです。

 仕事を離れたことによって、自分のために使える時間が増えましてね。そのおかげで自動車学校に通って免許を取ったりできているんです。ただ、時間に縛られないようになったぶん、生活リズムが崩れそうになるんですけども。

 さて、実は最近、ようやくやる気が戻ってきまして、家庭教師をまたやりたいなぁと思ってはいるんですが、なかなか会社に言うことができないでいます。というのも、他のことに使う時間が長くなっているので、時間の調整をつけるのが難しいんですね。

 実は、会社を通して契約を結ぶと、かなり中抜きをされるのです。個人契約が最も効率のいい方法なんですよ。ただし、会社を通さないと生徒さんと繋がれないという先生が多いですから、そういう会社が儲かるんですね。私もその一人だったのであまり会社を悪く言うことはできませんがね。ちなみに、私が家庭教師を始めたころと今の給料を比較してみると、若干安くなっているようです。

 もう今後、私が家庭教師という職に就くことはないと思います。大学受験はすでに数年前の話になってしまいましたし、学習指導要領の改訂によって科目の名前、単元の構成や入試の範囲も変わってしまいましたからね。あの頃は楽しかったなぁと思いながら、将来の仕事を決めるための階段を知らないうちに上っているんですね。

 私が過去に教えた生徒さんたちと今頑張っている受験生を応援しつつ、この話は終わることにします。ではまた。


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