inada_haruaki’s blog

愛媛出身21歳大学生が綴る挑戦とつぶやきのブログ。

家庭教師だった頃の話

 私は今、アルバイトをしていません。しかし、一年前までは現役の受験生を受け持つ家庭教師をやっていたんです。今日はその頃のことを書こうと思います。

 なんといっても私、現在バリバリの大学生ですから、数年前に大学受験をしたわけです。高校生の頃は塾に通わず家庭教師もつけず、完全に学校の先生に頼りきりで勉強していましたね。それでも浪人することなく現役で合格できました。大学に入ってから何かアルバイトをしようと思ったときに、やはり自分の経験というものは誰かの役に立てるべきかなと思い、家庭教師の会社数社に登録しました。そのうちひとつの会社が早々に生徒を紹介してくださって、初めて教えることになったんです。

 家庭教師といっても、当時はまだコロナが大流行していましたから、オンライン家庭教師という形だったんです。それでも、最初はかなり緊張しましてね。自分でも何を喋っていいか分からないときがあったんですが、慣れてきたら教えるべきところと考えさせるべきところが分かるようになりまして。受け持った生徒さんからはかなり好評を頂けるようになりました。これが大学一年の時です。それ以降も現役の受験生を持ち続けて、年に数人ですが卒業させ続けてきました。

 ピークの時のスケジュールはハードでしたね。学校から帰ったら遅くて18時半です。1人目を19時から20時まで教えます。そのあとすぐに食事をして、21時から22時まで2人目を教えます。それから風呂に入って学校の宿題をして寝ます。これを週5日、平日は毎日繰り返します。これ、飲食店とかで働いている人は「そんなにハードじゃない」と言いそうですね。ハードなのは時間だけじゃないんですよ。生徒によって教える教科が違っていたんです。中には、複数科目教えている人もいました。しかも大学受験レベルです。大変だったのは、1日の中で英語・数学・化学・物理を順に教えた時ですかね。頭がこんがらがりそうでかなり疲れたのを覚えています。

 生徒さんは主に高校3年生でしたが、中には珍しい人もいましたね。多浪した人もいれば、職場に通いながら大学受験をしたいという方、高卒認定試験の勉強をするという方もいらっしゃいました。残念ながら全員の受験の結果を教えてもらったわけではありませんが、大抵は第一志望に合格できたという報告が来ていました。自分でも驚いたのは、30代の方を合格させたことでしたね。本番緊張して雰囲気に飲まれないか不安だったんですが、嬉しそうに合格を伝えてくださいました。

 いやぁ懐かしい。家庭教師の仕事は楽しかったですね。ではなぜ、その仕事をやめたのか。それは次の投稿をお待ちください。ではでは。


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