inada_haruaki’s blog

愛媛出身21歳大学生が綴る挑戦とつぶやきのブログ。

一級小型船舶試験・学科は ~小型船舶操縦士への航路6~

 先日、一級小型船舶試験を受けてきました。今回は、対策としてやったことや思ったことを書いていきます。

 まず、教本は買いませんでした。必要な知識は基本的にネットに転がっていますので、わざわざ買う必要が無いと判断したためです。

 問題集は購入しました。いろんな人のブログや動画を見ていて、最もよく出てきたのが舵社の問題集(この下にリンクあり)だったので、それを選びました。試験を受けて気づいたのが、問題集の問題がそのまま出ていることです。どうやら過去問の使いまわしのようで、一言一句同じ問題が何問もありました。


ボート免許問題集_2級|舵社 (一級・二級の共通問題なのでどちらの級でも必須)
2級小型船舶操縦士学科試験問題集 兼・1級小型船舶操縦士(一般科目)用


ボート免許問題集_1級|舵社 (一級のみ出題の上級運航I・II)
1級小型船舶操縦士(上級科目)学科試験問題集 2級から1級への進級用


ボート免許問題集_特殊|舵社 (特殊に特化した問題)
特殊小型船舶操縦士学科試験問題集 水上オートバイ免許用



 また、文具として、三角定規とコンパス、ディバイダーも新たに購入しました。値段は少し高めでしたが、船に乗るなら必要だと腹をくくりました。リンクはこの下に貼っておきます。


ステッドラー コンパス BASIC MARS559シリーズ (559-WP00)


ステッドラー ディバイダー 559 55SK-J


シンワ 三角定規 アクリル製 30cm 2枚組 75264



 対策したことといえば、問題集を一通り解いてみたことと解説動画を見たことくらいですかね。問題集を解くときは、解答ページの写真を表示させたスマホを横に置きながら問題を読んで、自分の回答が決まったらスマホで確認→正解なら次・不正解ならネット検索などで確認 というのを繰り返しただけなので、書いたりまとめたりはしてないんですよね。解説動画は堀越学園チャンネルを主に視聴して、足りない部分はネットから拾ってきた知識で補いました。

 ここからは各科目ごとに思ったことを書いていきます。

 1科目目の遵守事項などは、勉強しなくても分かる問題が多かったように感じます。知識として必要なことといえば、安全な速度の定義や免許や検査の制度くらいでしょうか。問題集を一通り見ておけばできます。問題はすべて四者択一なので、きちんと読んで常識で判断すれば正解は導けますし、時間はかなり余るので分からなければ飛ばして後からじっくりと考えればいいのです。

 2科目目の交通の方法については知識が必要ですが、基本的には右側通行・右の船優先です。信号や形象物、灯火に関しては暗記する必要がありますが、試験対策ならばすべて覚える必要はないかと思います。四択ですから。もっとも、船に乗るなら覚えておくべきですが。これも問題集を一通りやれば試験対策は十分だと思います。

 3科目目の運航について、標識やエンジンの位置、天気などは暗記が必要です。しかし、問題として出題されるパターンは決まっており、すべて覚える必要はないというのが正直な感想です。問題集の問題のうちどれか一つしか出ないと思えば案外簡単に見えてきます。

 二級、特殊の試験では上に書いた3科目しか出ません。それぞれ半分以上、全体で六割五分を正解できればいいので、車の免許よりかなりハードルが低く設定されています。もし質問があるときや具体的な話を聞きたいという場合はコメントなどでお知らせください。

 一級はこれに加えて上級運航が出題されますので、また今度書きたいと思います。


2023/9/1 追記:
 商品リンクを貼りました。画像はAmazon、その右の商品名は楽天市場につながっています。


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