inada_haruaki’s blog

愛媛出身21歳大学生が綴る挑戦とつぶやきのブログ。

卒業式の歌といえば……

 今週のお題は「小さい春みつけた」だそうで。ネタがないんで、これに関することをひとつ。

 春といえば卒業シーズンです。この頃、SNSなんかを見ていると、高校を卒業したという投稿が目に付くようになりました。かくいう私も、先日このブログで高校の卒業式のことを書いたばかりです。この後は、大学を卒業したという投稿や小中学校を卒業したという投稿が流行り始めるんでしょうか。こんな感じで、卒業の話が出てくると春だなぁと感じますね。

 さて、本題に入ります。卒業式といえば、たいていは歌がつきものです。最近では、J-POPを合唱曲にアレンジしたものが多く歌われるそうですね。実は、私が中学校の卒業式で合唱したのは、ゆずの『友~旅立ちのとき~』でした。高校受験が終わった後はひたすら卒業式の練習と合唱練習だったなぁと今でも思い出します。ちなみに、ゆずの曲になったのは、先生の中にゆずのファンがいたという理由だろうと思っています。

 しかし、伝統的な歌を歌うのも大事であると私は思います。小学生の時には毎年、在校生が『蛍の光』、卒業生が『仰げば尊し』の合唱をしていました。最近ではあまり歌われなくなってしまったようですが、学校に感謝を伝える気持ちや卒業生を応援し気持ちよく送り出す気持ちが込められた歌であると思っています。

 『蛍の光』も『仰げば尊し』も、小中学生にとっては難しい歌詞です。なにせ古文ですからね。古文の読解は高校でやっと詳しく習いますからね。意味を正確に理解して歌うことは難しいかもしれません。当然、J-POPの分かりやすい歌詞のほうが好まれることと思います。しかし、同じ曲が昔から歌い継がれてきた背景には、その歌に込められた何か特別なものがあるはずです。それを語るのは難しいんだよなぁ。

 もちろん、最近の歌を否定するつもりは毛頭ありません。最近作られた歌の中にも、気持ちをよく伝えるものはたくさんあります。先ほども書きましたが、よりストレートに言いたいことを言うのは最近の歌のほうでしょうね。

 ただ、あまりにもストレートすぎる曲が多いと感じています。何か1つのテーマについて語るがために、それしか内容がない曲が多いと思うんです。せっかく同じ時間を歌に使うなら、より多くのことを伝えたいと思うのは私だけでしょうか。『蛍の光』と『仰げば尊し』は日本人らしく、言いたいことはぼかしながらも、気持ちを全部伝える歌詞になっていると思うのは私だけでしょうか。

 少し熱くなりすぎましたかね。とにかく、『蛍の光』と『仰げば尊し』の歌詞を読んでみてください。なんとなくでも私の言いたいことがわかっていただけると嬉しいです。


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