inada_haruaki’s blog

愛媛出身21歳大学生が綴る挑戦とつぶやきのブログ。

ひっさびさに古文

 高校を卒業してから3年、古文というものに触れる機会はさっぱりなかったんですが、最近また出くわしました。

 中学校ではじめて古文というものを習い、高校で本格的に古典というものに触れました。これは大抵の人と同じような状況ではないでしょうか。いわゆる進学校普通科にいた場合、大学受験に必要なものとして扱われていたため勉強する機会が多かったと思います。私の場合は特に、大学の二次試験でも必要な科目だったので最後まで勉強し続けた科目の1つでした。

 私は、実は古典が大好きな人でした。得意という意味ではありませんのでご注意を。昔の人が書いた文章を読むのがなんか楽しかったのです。しかも、日本語で書かれているはずなのに暗号文みたいですから、読み解くのが面白いと感じていました。

 最初に習ったのは中学生の時で、出典は「竹取物語」か「枕草子」のどちらかだったと思います。そのあとは「平家物語」の那須与一のところとかをやりましたね。そこで登場した文法事項は係り結びの法則くらいなもんで、あとは意味を知りましょうとか最初のところを覚えましょうとかの授業だったと思います。

 高校に入ると、古典が苦手な人が一番嫌がる文法の授業からスタートしました。動詞・形容詞・形容動詞の活用を頭に叩き込まれ、助動詞を覚えさせられ、さらに敬語までギッチリやりました。期末テストとかがあったために文章もいくつか習いましたが、それらもほぼ、文法事項と語彙の確認のためだったように記憶しています。

 私はそれらを本気で楽しんでいた人でした。今の文法と古典の文法は似て非なる部分が多くありましたが、すんなり頭に入ってきましたね。助動詞「まじ」の活用に「まじかる」があるのを見たときは思わず吹き出してしまったのを覚えています。

 古典は得意だったと書きましたが、大学受験の点数はそれほど良いものではありませんでした。そもそも理解できない文章が出てきたり、大事なところの単語を知らなかったり、主語が誰かを正確につかめていなかったりと、読解力はそんなにありませんでしたからね。

 最近になってなぜまた古文と出会ったかと申しますと、同級生が、公務員試験を受けるのに古文が必要なんだが分からんから教えてくれと言ってきたからなんです。俺も分からんわいと思ったんですが、解説を見ながらだと教えられるレベルにはいたようで、なんとか友達のサポートをしている状況です。

 聞くところによると17日が最初の試験だそうですね。がんばれ受験生。


追記
 今年も私の出身高校で、木曽義仲が亡くなったそうです。そういえば1年生の最後はその授業だったなぁと。忘れましたが。


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