inada_haruaki’s blog

愛媛出身21歳大学生が綴る挑戦とつぶやきのブログ。

医学部に行けばよかったかなぁ

 医療関係のドラマあるじゃないですか。あれ見てると、「俺も医療関係の人間になればよかったかなぁ」と思うことがあります。大学受験から3年。今更ながらの吐露です。

 まずは回顧から始めます。6年前、私が中学校から卒業するころの話。私はこれでも、中学校の中では優秀な人間でした。というのも、学年100人もいない学校の中でテストの点が最も高いグループにいたというだけの話です。つまりは井の中の蛙といったところ。都会の同級生に比べたらそんなにできた方というわけでもありません。それでも、同級生や先生方は期待をするわけですよ。将来は医学部という視線を向けられていた自覚がないわけではありませんでした。

 高校はいわゆる進学校でしたから、周囲に医学部志望が少なからずいました。当然、親が医師や看護師などという人間もそこそこの人数いました。そんな環境で3年間過ごした私は、医療関係への道を自分で閉ざすことにしたのです。言語化するのが難しいことなんですが、端的に言うと自分に自信が無くなったのです。私はかなり適当な性格の持ち主です。そんな人間に、本当に人の命を直接預かるようなことができるのかという疑問に答えられずにいたのです。この疑問に答えられないままに医学部に進んでも、6年間という時間を無駄にするだけだという結論を出し、医学部への進学を選択肢から消去しました。

 まぁ興味や使命感がなかったというのも医学部を志望しなかった理由のひとつです。ぶっちゃけ、6年間も真面目に勉強を続けるためには強い心が必要でしょう。そこまでの動機が見出せなかったんです。入学できても卒業できなければどうしようもありませんからね。そういった意味では間違った選択ではなかったと思っています。

 とにかく、自ら望んで医療関係への道を断ったわけです。気になるのは、オベンキョの方はどうだったのかという話ですね。詳しく調べたわけではありませんが、地方国公立大学の医学部に入れるレベルにはあったようです。根拠は共通テストの点数です。「行くことは可能だったが、行かない選択をした」という認識、大事ですからね。「そもそも学力の問題で行けなかった」わけではないですからね。よろしいですね?

 ではなぜ、今になってもなお悶々としているのか。それは、学力にも関係のあることなんです。簡単に言うと、「力のあるものは力を使える場所に行くべきか」という問題ですね。正直、「医学部に行ける学力がある人でないと医学部には行けないのだから、そういう人は医学部に行くべき」という考え方は一理あるものだと思います。同時に、「力を持っている者がそれを使うかどうかは本人の自由」という考え方も間違っていないと思います。自分の考えが定まらないまま今に至ります。

 医学部に行った人間が必ず医師になるべきとは思いません。医師免許を持ちながら医師の仕事に就かないという選択肢もあることは知っています。色々な考えが頭をよぎり、3年前の自分の選択に自信が持てないままでいます。

 とりあえず書きたいことは書きました。また書きたいなと思ったら書きます。今日は私の思いを読んでもらうだけの内容でした。なんかすみません。ではまた。


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