今日は、私が好きな歌の紹介をしようと思います。
紹介する曲の名前は『夜間飛行 ～毛利衛飛行士の夢と笑顔に捧ぐ～』。私が大好きなさだまさしさんの歌です。本当に疲れたときに聞くと、なぜかすぅっと楽になるんですよ。今日はこの曲のいいと思う点を書き連ねる内容です。
まず、イントロからすごいですよね。ギターの奏でるメロディーが綺麗なんですよ。なんか聞くだけで体が浮いていくような感覚になるんです。あのメロディーはピアノなんかではなかなか出せないメロディーですよ。音が上に飛んでるでしょ？あれをピアノでやろうとすると、どうしても力が入って硬い音になってしまうんです。ふわっと弾けるのはギターならではだと思いますね。それを惜しげもなく最初から出してくるというのはすごく贅沢だなぁと思います。
歌い出しもまたいいですよね。字面では伝わりにくいかもしれませんが、
ゆうべ 風になった夢を見た
僕はまだ 少年のままだった
ですよ。 もうこれだけで気持ちが伝わってくるじゃないですか。少年の自分が風になった夢を見たんですよ。わくわくしませんか？何か楽しいことをしてやろうとは思いませんか？これを聞いただけで今夜いい夢が見られそうな感じがするんです。これだけでもリラックス効果は十分な気がするんですが、歌はまだ始まったばかりです。
ここでちょっと口直しに解説をしておきます。サビに出てくる「エンデバー」ですが、これはスペースシャトルの名前なんです。日本人では、若田光一さん、土井隆雄さん、そしてもちろん毛利衛さんも搭乗したスペースシャトルです。さださんは、毛利衛さんの笑顔をテレビで見てこの歌を書いたと話していました。最も盛り上がるところに情景描写を大胆に使った上で大事な単語を忍び込ませるというテクニックがすごいですよね。ちなみに2番の「リンドバーグ」ですが、こちらはおそらく人の名前だと思われます。「チャールズ・リンドバーグ」というアメリカの飛行家が検索にヒットしました。色々な偉業があるようですが、話が逸れていくためここでは割愛します。
私が最も好きなのは、2番のサビの最後ですね。歌詞でいうと「明日 元気になろう」です。何が好きって、今日はもう元気にならなくていいんですよ。さっさと布団に入っていい夢見て、明日元気になればいいじゃないかと思えるんです。前振りはたくさんありましたが、結局はこれですよ。「明日元気になろう」という言葉だけでなんか安心するんです。
書きたいことはもっとあります。あるんですけど書いてたらまた眠れなくなる気がするので、今日はこの辺で終わりたいと思います。ぜひ聞いてみてくださいね。
