気になったので調べてみました。
カムチャツカで起きた地震による津波、かなり広範囲に警報が出ていますね。こんな投稿を読む暇があったら早く逃げて下さい。私は安全な場所で書いていますのでご安心を。
ニュースを見ていますと、津波警報が出ている中で船がどんどん沖へ向かって出て行っているんですよね。これはなぜかというのをいろいろと調べましたので、それをまとめます。あくまで私が調べた内容ですので、足りない情報や間違った情報がある可能性があります。十分にご留意ください。
まず、沿岸部に船が停泊している状態で津波が来ますと、船はそのまま陸へ向けて押し出されます。特に大型船について言えることですが、船が陸に上がった時、陸上の建物や設備に多大な影響を及ぼします。また、津波が去った後、海上に戻すのが大変な作業になります。
正直私は、これって船乗りが命を懸けるほどの理由か?と思いました。確かに船が壊れたり陸上の施設が壊れたりすると自分の生活が成り立たなくなるだけでなく多くの人に影響しますが、命を懸けるようなことではないと思ったんですね。
実は他に理由がちゃんとあります。それは、沖の方が安全な場合が多いということです。津波というのは高い波がずっと続くという知識をお持ちの方は多いと思いますが、それは陸上での話です。海上においては、水深の深さに応じて波の高さが変わります。沿岸部の海が浅いところよりも、沖の深いところの方が波が低くなるんですよね。そこまで全速力で移動することが、船にとっての避難になります。そこでも防げない波は来ますが、波に対して垂直に登り、頂上付近で速力を落として船首を下に向けることによって被害を防ぐという手法があるそうです。東日本大震災の時は、この方法で実際に生還した船がいくつもあったようです。
これを知ると、船乗りにとっての避難は沖へ出ることであるというのが分かりますね。ニュースの映像の中で、船がこぞって港から出て行ったのも納得できます。名前も顔も知らない方々ではありますが、家族と離れて海の上で命を懸けている皆様の無事を祈るばかりです。
このブログを読んでくださっている方はご存じだと思いますが、私数年前に小型船舶免許を取ったんですよね。しかし、その学科試験や特定講習なんかでは津波に関しての情報はほぼ学ばなかったように思います。やはり普段から周囲にアンテナをはって情報を集められるようにしておくことは必要だなと感じました。
最初にも言いましたが、もし住んでいる地域に津波警報・注意報が出ている場合、こんなページはさっさと閉じてとっとと避難してください。私は安全な場所にいますので、変に舞い上がることなく宿題を進めようと思います。ではでは。
追記:沖に出る船は知識豊富なベテランの乗組員が冷静に判断して動かしています。いくら船を持っていても、素人は陸上に逃げましょう。