気になったので調べてみました。
最近YouTubeで七代目三遊亭円楽さん(襲名前は王楽さん)の襲名披露口上を見るのにハマっていましてね。落語家の師匠方はどうしてあんなに面白い話ばかりできるんだろうと不思議でたまらないんですが、今日はそれは置いておきまして。口上の最後に必ず手締めをしているんですよね。それが気になったという話です。
なぜ気になったかと申しますと、とある動画で、桂文枝さんが手締めをするときに上方のやり方でしていたんですね。私にとって手締めといえば三本締めでしたので、手締めにも色々な流派があるのかと驚きましてね。少し調べてみました。
まず、日本全国でよく知られているのが「三本締め」と呼ばれるものではないでしょうか。リズムでいうと「・・・_・・・_・・・_・___」を3回繰り返すというものです。これは元々「一本締め」の派生形だそうで、その名の通り「一本締め」を3回繰り返しています。つまり、先ほど書いたのがそのまま「一本締め」だということです。ここで違和感を覚えたそこのあなた。勘違いが露呈していますのでこのまま続きを読んで正しい知識を得ましょう。
おそらく、前の段落で違和感を覚えた人は、「一本締め」は手を一回打つものという認識なのではないでしょうか。それは「一本締め」ではなく「一丁締め」です。別名を「関東一本締め」というそうなので、混同したものと思われますね。なんか柏手一回で締めるというのは味気ないなぁと思っていたんですが、どうやら「一本締め」ほど盛り上がれない場で使うもののようです。そりゃ短いし味気なくなりますわな。
「一本締め」というものにはきちんと意味がありましてね。最初の3回の柏手×3回というので「九」を表し、そのあとの1回の柏手で点をつけて「丸」にする、つまり「まるくおさめる」という意味だそうです。趣があっていいじゃないですか。わたしは柏手一発よりこっちのほうが好きです。「三本締め」というのはよりめでたい席でされるものだそうで、一本じゃ足りないときにやるんだとか。納得ですね。
私が動画で見たのは「大阪締め」と呼ばれるものだそうで、その名の通り上方で使われてきた手締めだそうです。ほかの地域にはほかの種類もあるようで、「博多手一本」とか「伊達家戦勝三本締め」とかが存在するんだとか。それぞれに味があって面白く、日本って広いんだなぁと思わされましたね。
今日は「手締め」について調べて書いてみました。これからお盆で飲み会が増えると思いますが、周りの迷惑にならない範囲でやってみてはいかがでしょうか。私は手締めをするほど大人数での飲み会はあまり好みませんので機会はなさそうです。
お盆で思い出しました。お盆期間中、このブログを更新できるか分かりません。なるべく続けようとは思いますが、更新が止まったら忙しいんだなくらいに思っておいてください。ではでは。